@article{oai:nfu.repo.nii.ac.jp:00001021, author = {武藤, 信郎 and 安宅川, 佳之 and Muto, Noburo and Ataigawa, yoshiyuki}, journal = {日本福祉大学経済論集}, month = {Aug}, note = {本論文の目的は, 「日本経済の活力」 を数値化し, その数値と経済指標や政治, 経済, 社会現象と対置することによって, 経済活力回復への政策を提案することにある.まず 「経済活力度指数」 の推計から取り掛かった. 「経済活力とは経済を変化させるエネルギーである」 という想定に立って, 経済財政白書に搭載されている長期統計の中から, 経済変動を表す代表的な 12 の指標を選定した. これらの指数に因子分析法を適用し, 主要因子の中から経済活力度指数に相当するものを導き出す試みを行った.その結果, 3 つの有意な因子が検出されたが, その中の第 1 因子が経済活力因子に相当すると判断した. 第 1 因子と関係深い政策関連変数として, ①政府支出比率が強い逆相関の関係にあること, ②ドルの対円相場との間に順の強い相関関係があることが特に注目された.結論として, 経済活力の回復に向けては, 第 1 に, 可能な限り 「小さな政府」 を目指し, 民間活力を高める政策を採るべきこと, 第 2 に, 「小さな政府」 政策が国民に受け入れられるためには 「政治の正統性」 を回復する必要があること, 第 3 に, 急速な円高を避けるためにも, 貿易黒字を放置すべきでないことを指摘する.}, pages = {43--62}, title = {経済活力の定量的把握について}, volume = {37}, year = {2008}, yomi = {ムトウ, ノブロウ and アタイガワ, ヨシユキ} }