@article{oai:nfu.repo.nii.ac.jp:00001038, author = {楠田, 康之 and Kusuda, Yasuyuki}, journal = {日本福祉大学経済論集}, month = {Sep}, note = {本稿では, いくつかのフランチャイズチェーンがある地域に店舗を出店するような動学モデルを考察する. マルコフ均衡を用いた動学的な寡占市場モデルのフレームワークとしては Pakes and McGuire (1994) や Ericson and Pakes (1995) が有名であり, そのようなモデルを数値計算によって解く基本的な手順は Pakes アルゴリズムと呼ばれ注目を集めている. Besanko and Doraszelski (2004) はこの考え方を用いて生産能力蓄積ゲームによって産業別に企業の規模分布にばらつきが見られることを説明している. 本稿のモデルはこれをフランチャイズ出店ゲームに応用し, 各フランチャイズチェーンの出店舗数にばらつきが見られる現実, 特に 「ドミナント出店戦略」 と呼ばれる企業行動を説明しようという試みである. シミュレーションによる主な結果として, 製品差別化の程度, 割引因子, 投資コスト, 需要の大きさなどのパラメーターによっては既存の出店舗数の状態に応じて出店戦略に非対称性が見られることが確認する.}, pages = {57--79}, title = {フランチャイズ・チェーン市場における動学的出店戦略}, volume = {39}, year = {2009}, yomi = {クスダ, ヤスユキ} }