@article{oai:nfu.repo.nii.ac.jp:00001071, author = {谷地, 宣亮 and Yachi, Nobuaki}, journal = {日本福祉大学経済論集}, month = {Mar}, note = {本稿では, 信用金庫業界が策定してきた長期経営計画および信用金庫の長期ビジョンなどをみることによって, 業界が信用金庫の存在理由や使命をどのようにとらえてきたのかを整理した.信用金庫業界は, 信用金庫を協同組織形態の中小企業専門金融機関, 地域金融機関として位置づけ, その機能を発揮することが課題であることを繰り返し強調してきている. しかし繰り返し強調するということは, 実態としてそれが十分に機能しているとはいえないからであろう.これからの信用金庫のあり方を検討するためには, ①信用金庫が会員制度-協同組織形態をとることの意味を現代的な視点でとらえ直すこと, ②相互扶助性を客観的にとらえるための指標を作ること, ③信用金庫と同じく協同組織形態をとる信用組合, 中でも特に地域信用組合や業域信用組合との相違点, (存在するとすれば) 信用金庫の優位性を明らかにすること, ④信用金庫と同じく中小企業金融, 地域金融の担い手であるが株式会社形態をとる地域銀行と比較して, 信用金庫だからこそできる点を明確にすること, が必要であることが示された.}, pages = {81--103}, title = {信用金庫の存在理由に関する考察-信用金庫業界が策定した長期経営計画を中心にして-}, volume = {42}, year = {2011}, yomi = {ヤチ, ノブアキ} }