@article{oai:nfu.repo.nii.ac.jp:00001127, author = {山上, 俊彦 and Yamagami, Toshihiko}, journal = {日本福祉大学経済論集}, month = {Sep}, note = {賃金は在職期間に応じて上昇することが観察される.近年のサーチ理論の発展により,買手独占的労働市場においては,マッチングの観点から右上がりの賃金カーブの形状を説明することが可能となった.その1つが対抗提案モデルであるが,企業が対抗提案を行わない場合においても,賃金・在職期間契約モデルでは,当初賃金を低く設定して一定期間後に賃金が上昇する,あるいは緩やかに上昇すると約束することが離職を防止して効率的であることが証明される.この結果,人的資本の蓄積がなくても在職期間に応じて賃金が上昇することが説明可能となる.また,企業間のみならず企業内賃金格差についての洞察を得ることができる.サーチ理論に基づく賃金構造の解明は,人的資本蓄積と補完的であると捉えることが可能であり,両者を統合したモデルが開発されているところである.}, pages = {93--119}, title = {サーチ理論と賃金構造(その2:賃金・在職期間契約の場合)}, volume = {49}, year = {2014}, yomi = {ヤマガミ, トシヒコ} }