@article{oai:nfu.repo.nii.ac.jp:02000085, author = {木村, 隆夫 and KIMURA, Takao}, issue = {16}, journal = {日本福祉大学子ども発達学論集, THE JOURNAL OF CHILD DEVELOPMENT}, month = {Jan}, note = {筆者は,2019 年に「社会に衝撃を与えた青少年犯罪についての考察 NO.1」を発表した.その際の副題を「心の闇の解明をめざして」としたが,凶悪事件を行った青少年のほとんどが,虐待,いじめ,期待過剰や精神・発達障害などにより,健全な成長が妨げられていることでの不安や不満が蓄積して,いきなり凶悪事件として発現したものであり,「心の闇」などではないと考察した.さらに,青少年の凶悪犯罪の防止施策と加害者の更生支援のあり方について検討して,続編として執筆し発表することを予告した.  本論では,副題を「犯罪化の防止と人としての再生支援のあり方」とし,青少年の凶悪犯罪の防止と,加害者の更生支援のあり方の究明を目的とした.事例としては,筆者の支援事例 1 件,4 人射殺犯永山則夫の治療的精神鑑定についての著作,神戸児童連続殺傷事件加害者の著作,「専門里親・土井ホーム」(土井髙徳主宰)の支援事例 1 件の,計 4 事例を検討資料とした.  検討の結果,凶悪事件を起こした犯罪者でも,立ち直りは可能であることが確認できたが,その過程は,「更生」や「立ち直り」などの甘い用語で表現できるものではなく,「人として再生」できるかどうかの壮絶な自己変革が必要であることを学ぶことができた.なお,前記 NO.1 では,被害者に対する修復的司法のあり方についても触れたいと書いたが,力不足からまとめきれなかったので,次の機会にまわすこととしたい.}, pages = {113--133}, title = {社会に衝撃を与えた青少年犯罪についての考察 NO.2 ―犯罪化の防止と人としての再生支援のあり方―}, year = {2024}, yomi = {キムラ, タカオ} }