@article{oai:nfu.repo.nii.ac.jp:02000089, author = {木全, 和巳 and KIMATA, Kazumi}, issue = {16}, journal = {日本福祉大学子ども発達学論集, THE JOURNAL OF CHILD DEVELOPMENT}, month = {Jan}, note = {この研究ノートでは,ソーシャルワーク実践理論研究の立ち位置から,「障害者権利条約」に基づく「総括所見」における「人権モデル」に関する概念の批判的検討を試みた.検討は,筆者が重要だと考える ICF の記述を確認しつつ,「医学モデル」「個人モデル」「社会モデル」「人権モデル」に関する重要な言説について,要約しつつ評価をした.その際には,「モデル」概念の理解にも言及した.言説については,「人権モデル」を提唱した Degener(2014/2017),これを「社会モデル」の立場から批判した Lawson & Beckett(2021)を中心に,「社会モデル」の有力な提唱者である Oliver(1990/2012),批判的に継承した Colins,(2012),Shakespeare(2017)の見解を中心に考察した.海外の当事者団体の見解も参照した.日本では,佐藤久夫(2023),川島聡(2023),熊谷晋一郎(2023),辰己一輝(2021/2022)の議論にも触れた.「社会モデル」の理解については,「障害学」にも歴史的な発展があり,そもそも「社会(的)」概念の理解の困難と幅もある.やはり,実践理論的には,ICF を「人権」の視点から発展させる理解モデルが重要だと考えるに至った.}, pages = {185--205}, title = {「しょうがい(disability)」の「人権モデル(the human rights model)」理解に関する批判的検討 ―国連障害者権利委員会「日本の報告に関する総括所見(Concluding Observation)」における「人権モデル」概念の検討を中心に―}, year = {2024}, yomi = {キマタ, カズミ} }