@article{oai:nfu.repo.nii.ac.jp:02000187, author = {諸岡, 雅美 and MOROOKA, Masami}, issue = {19}, journal = {日本福祉大学大学院福祉社会開発研究, Nihon Fukushi University Graduate schools The Study of Social Well-Being and Development}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は,受障後6ヶ月以降の失語症のある人への就労支援員と言語聴覚士(以下,ST)による就労支援を通した社会参加を促進する方法を明らかにすることである.保健医療領域の専門職間の連携モデルをもとに分析枠組みを設定し,復職,新規就労,福祉的就労に至った3事例で支援を行った就労支援員3名とST3名に支援経過について半構造化面接を行い,佐藤(2008)の質的データ分析法で分析した.その結果,18の〈焦点コード〉と4つの【カテゴリー】に集約された.失語症の受障で生じた〈連携参加者間の認識と意向のずれ〉という【復職支援の課題】について【支援対象者が参加するインターモデル】にSTが参加することで,STを含む〈連携参加者それぞれの認識と意向の変化〉が生じていた.また,〈本人の強みを生かした専門職からの協力の依頼〉をともなう【地域におけるコミュニケ―ション支援のネットワーク形成モデル】の過程で,失語症のある人の心理社会的な課題への対応と社会参加の場の創出がなされていた.以上の過程を経て、失語症のある人の職場や地域の社会参加の場における【就労支援とコミュニケーション支援のトランスモデル】が形成されていた.この方法の実現には,医療や介護の言語療法と就労支援サービスの連携を双方への加算で制度が保証し,所属機関や組織が診療報酬や介護保険報酬外のSTの活動を承認する事が必要と考えられた.}, pages = {21--30}, title = {失語症のある人の就労支援を通した社会参加の方法 -保健医療領域の専門職間連携モデルに基づく就労支援員と言語聴覚士による支援の分析-}, year = {2024}, yomi = {モロオカ, マサミ} }