@article{oai:nfu.repo.nii.ac.jp:02000190, author = {米津, 敦子 and YONEZU, Atsuko}, issue = {19}, journal = {日本福祉大学大学院福祉社会開発研究, Nihon Fukushi University Graduate schools The Study of Social Well-Being and Development}, month = {Mar}, note = {女性を取り巻く環境が大きく変化する過程で,女性が抱える問題は多様化し,婦人保護事業も保護範囲を拡大してきた.しかし婦人保護事業は売春防止法に依拠し,支援内容に限界がある.本研究では,貧困をはじめとする困難を複合的に抱え性ビジネスに従事する女性を対象に支援を行う団体の活動に焦点をあて,その活動実践の内容を整理し,婦人保護事業との間にある関係性を明らかにすることを目的とする.  研究対象とした団体Aの活動・支援はアウトリーチ,相談支援,同行支援,就労支援,情報共有・発信の5カテゴリーに分類し,アウトリーチが支援団体独自の活動であり,相談支援,同行支援,就労支援,情報共有・発信については、婦人保護事業に対する補完性があることを明らかにした.また団体Aのアウトリーチ活動は,要支援者の発見に留まらず,被害防止,危機管理,啓発,情報収集の意味を持ち,アウトリーチ後の相談支援,同行支援,就労支援,そして情報共有・発信に大きくプラスの影響となっていることが明らかとなった.なお,性ビジネスの出口支援は容易ではなく,望まない性ビジネス従事からの卒業と昼職への転職,そして定着,が今後の性ビジネスに従事する女性の支援において,一つの課題であることも明らかとなった.}, pages = {51--60}, title = {性ビジネスに従事する女性を支援する団体の活動内容の分析 -婦人保護事業の補完性・代替性・協働性の視点から-}, year = {2024}, yomi = {ヨネヅ, アツコ} }