@article{oai:nfu.repo.nii.ac.jp:00002089, author = {高梨, 未紀 and Takanashi, Miki}, journal = {日本福祉大学社会福祉論集, Journal of social welfare, Nihon Fukushi University}, month = {Sep}, note = {社会福祉士指定科目である相談援助実習指導において, 現場体験学習を教育に含むべき事項として厚生労働省は定めている. しかしながら, その具体的内容や方法, 位置づけなどは示されておらず, 各養成校でさまざまな学習方法が検討されている. 本研究は, 先行研究との比較から, 日本福祉大学社会福祉学部の相談援助実習入門科目でおこなわれている 「社会福祉現場体験 (ボランティア)」 の現状を明らかにすることを通して, 相談援助実習導入教育としての現場体験学習のあり方について検討することを目的におこなった.データの収集は, 「社会福祉現場体験 (ボランティア)」 を終えた 2011 年度相談援助実習入門科目履修生 447 人を対象にした質問紙調査によりおこなった. その結果, ① 9 割弱の学生が 「社会福祉現場体験 (ボランティア)」 により学習意欲の高まりを感じていた. ②利用者との関係づくりに関して過去のボランティア経験との関連が示唆された. ③ 7 割弱の学生が体験中に困ったことがあったと感じており, その理由として最も多かったのは 「なにをしたらよいのかわからない」 であった. ④ 「社会福祉現場体験 (ボランティア)」 にあたり自己課題を設定することが, 現場体験学習の成果を感じることにつながる可能性がある.そして, より効果的な現場体験学習のために必要な教育的支援として, ①現場体験学習を推進させる方法の検討, ②課題設定の見直し, ③現場体験学習プログラムの開発が示唆された.}, pages = {127--143}, title = {相談援助実習導入教育としての現場体験学習のあり方}, volume = {127}, year = {2012}, yomi = {タカナシ, ミキ} }