@article{oai:nfu.repo.nii.ac.jp:00002464, author = {谷地, 宣亮 and Yachi, Nobuaki}, journal = {日本福祉大学経済論集}, month = {Sep}, note = {信用組合についての統計資料は十分に整備されているとはいいがたく,地域・業域・職域の業態別の資料となるとなおさらである.したがって,業態別に信用組合の概況を把握することは容易ではない.そこで,本稿では,信用組合3業態の概況を明らかにすることを目的に,全国信用組合中央協会から提供を受けたデータを整理して示した.利用可能なデータに制約がある中で,本稿では,以下のような事実を確認した.①常勤役職員1人当たりの預金積金をみると,職域信組と業域信組の値が地域信組の値を上回っている.これは常勤役職員1人当たりの預金積金の側面からみると,職域信組と業域信組が地域信組よりも効率的な経営を行っていることを示している.②常勤役職員1人当たりの貸出金をみると,職域信組の値が業域信組や地域信組の値を上回っている.これは,貸出の側面からみると,職域信組が業域信組や地域信組よりも効率的な経営を行っていることを示している.③地域信組と業域信組が預貸率を低下させてきている中で,職域信組だけが1990年代半ば過ぎ以降,預貸率を上昇させている.④預貸率と預証率の合計についてみると,地域信組と職域信組はほぼ安定的な動きを示しているが,業域信組は預貸率と預証率をともに低下させた結果,それらの合計も低下している.⑤経常利益,業務純益,当期純利益のそれぞれを預金積金で基準化したものの推移をみると,総じて職域信組の収益力が高い.⑥自己資本比率の推移をみると,業域信組と職域信組の健全性が高い.}, pages = {13--32}, title = {業態別信用組合の概況}, volume = {51}, year = {2015}, yomi = {ヤチ, ノブアキ} }