@article{oai:nfu.repo.nii.ac.jp:00002979, author = {木村, 隆夫 and KIMURA, Takao}, journal = {日本福祉大学子ども発達学論集, THE JOURNAL OF CHILD DEVELOPMENT}, month = {Jan}, note = {筆者は, 本論集第5 号で「児童連続殺傷事件, 加害者A の更生過程の考察」を発表した. 前論では収集できる資料を分析して検証したが, A 自身から聞き取り調査が行えないことと, 少年院の処遇記録が公開されないことなどから検証には限界があった.  今回, Aが手記『絶歌』を発刊した. この書は被害者遺族に無断で発刊されたことなどから, 世間から厳しく批判されてはいるが, 内容的には, 反省・悔悟の心境が全編にわたって綴られ, 生涯をかけて贖罪活動を続けると共に, 凶悪犯罪に手を染める恐れのある人に対しても, 犯罪防止を訴え続けるという決意が込められた著書である.  また、『絶歌』では率直に事実や心境が開示され, これまで知られていなかった事実も多く公開されたので, これまで十分検証できなかった, ①なぜ, あのような猟奇的な凶悪事件を起したのか, ②Aのような凶悪事件加害者でも更生できるのか, ③更生のための支援はどのような方法が有効なのか, ④同種事件発生を防止する手立てはあるのか等, についてかなり検証することができたと思料する.  なお, 不明な部分や理解しがたい部分も多く残されているが, 少年院での処遇記録が公開されれば, さらに判明することも少なくないので, 同記録の公開が強く望まれるところである.}, pages = {11--30}, title = {神戸児童連続殺傷事件、加害者Aの更生過程の考察 No.2}, volume = {10}, year = {2018}, yomi = {キムラ, タカオ} }