@article{oai:nfu.repo.nii.ac.jp:00003130, author = {木村, 隆夫 and KIMURA, Takao}, journal = {日本福祉大学子ども発達学論集, THE JOURNAL OF CHILD DEVELOPMENT}, month = {Jan}, note = {社会を震撼させた「神戸児童+T9連続殺傷事件」以後, 少年の凶悪犯罪の防止は厳罰化しかないと考えられるようになり, 少年法が何度かに渉って厳罰改定されてきた. ところが, それをあざ笑うかのように, 青少年の凶悪事件は断続的ながら発生し続けている. しかも, 犯行の理由が分からない事件が多く, 「心の闇」という造語が流行するようになった.  さらに, 犯罪の原因として“発達障害”が挙げられることが急増し, 犯罪の原因・背景をていねいに解明する努力が放棄されるようになっている.  筆者は思考停止ともいえる, このような風潮に抗して, 青少年の凶悪犯罪の原因・背景を究明し, 防止策と加害者の更生支援のあり方を, 愚直に, じっくりと考えたいと思う.  まずは, 社会に衝撃を与えた20 事例を抽出し, キーワード分析を行ったところ, 未成熟型犯罪, 自己否定型犯罪, 社会不適応型犯罪, 反社会性型犯罪の4 類型が見えてきた.  これらの検討を基礎にして, 青少年凶悪犯罪の防止策を考えることができた. さらに, 次号になるが, 加害者の更生支援と被害者との対応や修復的司法のあり方についても考察していきたい.}, pages = {1--21}, title = {社会に衝撃を与えた青少年犯罪についての考察 No.1 -心の闇の解明をめざして-}, volume = {11}, year = {2019}, yomi = {キムラ, タカオ} }