@article{oai:nfu.repo.nii.ac.jp:00003338, author = {原田, 忠直 and HARATA, Tadanao}, journal = {日本福祉大学経済論集, JOURNAL OF ECONOMIC STUDIES, Nihon Fukushi University}, month = {Mar}, note = {本論は, 「家庭 承包 任制」で導入された「承包権」を, 革命前に柏祐賢が発見し, 加藤弘之が改革開放後に再発見した「包」そのものであるという筆者の仮説に基づき, 農地の権利構造の変遷を明らかにする試みである. 言い換えれば, 農地が村民委員会によって「集団所有」されているなかで, 柏祐賢が描いた革命前の「包」的な農業経営がどの程度復活しているのかを考察することが, 本論の目的である. 具体的には, 柏が描いた革命前の「包」的な農業経営の特徴を一つのガイドラインとし, 1980 年代半ばから1990 年代半ば頃の上海市近郊農村で繰り広げられた農業の規模経営の事例, さらに近年の農業政策(「三権分離」) を踏まえ, 農地の権利構造についての分析を行った. そして, 農地の「集団所有」が堅持されているにも関わらず(社会主義国家体制が維持されている), 革命前の「包」的な農業経営が, 中国の大地において復活している実態を明らかにした.}, pages = {21--42}, title = {中国における農地の「集団所有」と「包」についての一考察}, volume = {60}, year = {2020}, yomi = {ハラタ, タダナオ} }