@article{oai:nfu.repo.nii.ac.jp:00003659, author = {園木, 清 and SONOGI, Kiyoshi}, issue = {17}, journal = {日本福祉大学大学院福祉社会開発研究, The Study of Social Well-Being and Development, Nihon Fukushi University Graduate schools}, month = {Mar}, note = {介護労働者の離職の大きな要因となっている職場の人間関係の問題のうち,特に同僚間の人間関係について,介護労働における感情労働の側面から考察し,同僚間の人間関係の維持と改善に資する知見を得ることを本研究の目的とする.  そのため本研究では,独立変数を感情労働,従属変数を人間関係として質問紙調査を行い,集まったデータを重回帰分析にかけ,感情労働のどの側面が,同僚間の人間関係に対してどのような影響を与えているかを考察した.結果,感情規則を厳格に守ることを要求する職場環境が,介護労働者にストレスと感情管理の失敗をもたらし,人間関係に悪い影響を与える一方,職場の感情規則の明確さが介護労働者間のケアの方法や意見の相違を少なくし,同僚間の関係に良い影響を与える.また,介護労働者の表層演技のスキルの高さが同僚間のサポート機能の強化と相まって労働者間の信頼感の醸成につながり,人間関係に良い影響を与えることが明らかとなった.  以上の結果を踏まえ本研究では以下の三つを提案する.一つは表層演技のスキルを高めるための研修として利用者への関わり方に焦点を当てた事例検討会を実施する.二つ目は感情規則の明確化のために職員間で利用者への関わり方に関する十分な話し合いの機会を確保する.三つ目は,それら表層演技のスキルの向上および感情規則の明確化を通じて,感情規則を厳格に守ることを要求する職場環境を改善することである.}, pages = {31--40}, title = {介護労働者間の人間関係に対する感情労働の影響}, year = {2022}, yomi = {ソノギ, キヨシ} }