@article{oai:nfu.repo.nii.ac.jp:00003682, author = {中村, 強士 and NAKAMURA, Tsuyoshi}, issue = {147}, journal = {日本福祉大学社会福祉論集, Journal of Social Welfare, Nihon Fukushi University}, month = {Sep}, note = {新型コロナ禍で社会の閉塞感が高まるなか,子育て家庭の誰もが気軽に利用できる訪問型の子育て支援が求められている.日本でも全国に数を増やす「ホームスタート」は,「孤立した高ストレス子育て家庭」を対象に,ボランティアが家庭訪問をして子育て支援を行う唯一の活動である.その効果は定期的に検証されてきている.  本活動を今後増やすためには,その効果を明らかにするだけでなく,特に活動開始時の意義と課題も明らかにする必要がある.そこで,筆者はホームスタートを 2020 年に開始した「ホームスタート・スマイリーたけとよ」を対象に,訪問するホームビジターへのインタビュー調査を中心に,他の関係者や関係団体への調査も関わらせながら,活動導入時におけるホームスタートの意義と課題を考察することにした.  調査の結果,①ホームビジターの意欲が高いこと,②ホームビジターになるための研修(特に「傾聴」)が重要になること,③活動をとおしてオーガナイザーと強い信頼をつくること,④「孤立した高ストレス子育て家庭」のニーズが解消されたこと,⑤「健康な多子家庭」も対象範囲にすべき子育て家庭になりうること,⑥愛知県の後押しを受けたこと,⑦行政との協働というハードルをすでに越えたこと,⑧広報が大きな課題として残ったこと,の諸点が明らかとなった.いずれにしても武豊町における子育て支援の課題をホームスタートによって達成することは明らかである.}, pages = {1--29}, title = {家庭訪問型子育て支援「ホームスタート」の意義と課題 ―武豊町への活動導入時に焦点をあてて―}, year = {2022}, yomi = {ナカムラ, ツヨシ} }