@article{oai:nfu.repo.nii.ac.jp:00003699, author = {玉木, 博章 and TAMAKI, Hiroaki}, issue = {145}, journal = {現代と文化 : 日本福祉大学研究紀要, Journal of Culture in our Time}, month = {Sep}, note = {本稿では2010年代に絶大な人気を得ていたAKB48のカラオケランキングの高さに着目した.その理由としてレジャー白書の調査から,最もカラオケを利用しておりランキングに貢献していると考えられる中高生の行動や心理が背景にあるという仮説を立てた.そして中高生を対象に2000人近い量的調査を行った.そしてその結果を受けて,高校生女子を中心とした質的調査も行った.それらの分析と考察から,当時の中高生がAKB48を頻繁に歌唱していた理由として,カラオケに参加する他者に対する関係性の維持や構築を志向する心理や,承認欲求が存在し,そうした理由から,知名度があり,複数人で歌いやすく,盛り上がる曲調を持ったAKB48の楽曲が歌唱されていたことを明らかにした.特に本稿の副次的結論として,先行研究において小泉恭子が「隠す」としていたパーソナル・ミュージックが,実際には公共の場で歌唱されることがあること,つまり状況によってはコモン・ミュージックへと変異することも明らかになった.}, pages = {51--78}, title = {コミュニケーションメディアとしてのAKB48楽曲 ―カラオケにおける中高生の関係性維持の観点から―}, year = {2022}, yomi = {タマキ, ヒロアキ} }