@article{oai:nfu.repo.nii.ac.jp:00003700, author = {玉木, 博章 and TAMAKI, Hiroaki}, issue = {145}, journal = {現代と文化 : 日本福祉大学研究紀要, Journal of Culture in our Time}, month = {Sep}, note = {本稿ではW.ベンヤミンが言及した「アウラの消失」について音楽消費を対象として論じた.先行研究では,CDやテレビ,そして配信等を始めとするメディアや,DJやクラブミュージックといった専門的な技術が必要な音楽消費における分析に留まっていた.しかしながら本稿では,万人に馴染みのあるメディアの登場によって,アウラの消失の様相が現在どのような状況にあるか実例を挙げながら分析していった.本稿では複製を造り出すためのカラオケという捉え方から始まり,アーティストによるカラオケでもあるカバーソングを分析し,そうした複製でもあるカバーソングを歌うアイドル,そしてその複製やアイドルを拡散するSNSについて言及した.それらから「アウラのアップデート」という現象と個人化の様相について明らかにした.またそうしてアウラが個人の中でアップデートされることに関連した昨今の「推し」の現象についても分析し,それらを再魔術化の一種であると帰結した.}, pages = {79--119}, title = {コミュニケーションメディアによる音楽消費の多様化とアウラの個人化に関する考察 ―カラオケ・カバーソング・アイドル・SNSを対象にした分析―}, year = {2022}, yomi = {タマキ, ヒロアキ} }