@article{oai:nfu.repo.nii.ac.jp:00003764, author = {末盛, 慶 and 小平, 英志 and 鈴木, 佳代 and SUEMORI, Kei and KODAIRA, Hideshi and SUZUKI, Kayo}, issue = {148}, journal = {日本福祉大学社会福祉論集, Journal of Social Welfare, Nihon Fukushi University}, month = {Mar}, note = {ワーク・ライフ・バランスが社会的に注目されて久しい.しかし,これまでのワーク・ライフ・バランスに関する研究は共働き世帯を対象とすることが多かった.一方,ひとり親のワーク・ライフ・バランスを検討する研究は少ない.  ひとり親に関しては,相対的貧困率の高さが社会的に認識され多くの研究が行われているが,ひとり親の生活実態-特に家族生活と仕事生活の調整-に関しては十分に明らかにされていない.  そこで本研究では,名古屋市に居住するシングルマザーを対象として量的データを用いて家族生活と仕事生活の両立・調和をめぐる生活戦略がどのような要因によって規定されているのかに関する分析を行った.分析対象は就業して子どもをもつシングルマザー 113 名である.  分析の結果,①シングルマザーの年齢が低まるほど,子育てと仕事の両立について上司や同僚に相談していること,②年齢が高まるほど自分の睡眠時間を削っていること,③学歴が高いほど親族に子どもの世話を頼んでいること,④親との関係性が良くないと親に子どもの世話を頼まない傾向があること,⑤伝統的な性別役割意識を持つ程,出社時間を遅らしたり,退社時間を早めたりしていることが示された.  以上の結果から,年齢や学歴などが示す社会構造による規定性とともに,親との関係の良好性や自身の社会意識などシングルマザーが置かれる諸々の状況により家庭生活と仕事生活を調整していく際にとられる生活戦略は変化することが示された.}, pages = {1--18}, title = {シングルマザーの家族生活と仕事生活に関する生活戦略 ―計量的分析による検討―}, year = {2023}, yomi = {スエモリ, ケイ and コダイラ, ヒデシ and スズキ, カヨ} }