@article{oai:nfu.repo.nii.ac.jp:00003768, author = {木全, 和巳 and KIMATA, Kazumi}, issue = {148}, journal = {日本福祉大学社会福祉論集, Journal of Social Welfare, Nihon Fukushi University}, month = {Mar}, note = {グローバル化が進み,格差が拡大し貧困が増大する世界と社会において,新自由主義(ネオリベラリズム)に対抗するソーシャルワーク実践理論の創造が求められている.こうした時代には,改めて「エンパワメント」概念について批判的検討を行う必要性があると考える.この研究ノートでは,クリティカル・アプローチの実践理論を深めてきた Fook(2016)を手がかりにして「エンパワメント」概念検討をすることを目的としている.Fook は,オーストラリアで活躍している中国系女性の実践的な研究者である.Fook は,「エンパワメントにおける脱構築的/再構築的プロセスの 4 段階」として,①脱構築(権力(パワー)と権力関係の構築と操作),②抵抗(権力と力関係の支配的な構造に対する問いかけ),③挑戦(権力と力関係に対する支配的で欠落した構造のラベリング),④再構築(権力と権力関係に対する現存する解釈の変更と,権力と関連する実践に対する新しい見方の創造  そしてラベリング)を提案している.こうした提案を中心に,ソーシャルワーク実践における「パワー」「エンパワメント」概念について批判的に検討する.}, pages = {75--103}, title = {【研究ノート】 ソーシャルワーク実践理論における「エンパワメント」概念の批判的検討のために ―Jan Fook(2016)『ソーシャルワーク―実践へのクリティカル・アプローチ』(第三版)を手がかりにしつつ―}, year = {2023}, yomi = {キマタ, カズミ} }