@article{oai:nfu.repo.nii.ac.jp:00003799, author = {山根, 美穂 and YAMANE, Miho}, issue = {18}, journal = {日本福祉大学大学院福祉社会開発研究, The Study of Social Well-Being and Development, Nihon Fukushi University Graduate schools}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は,回復期病棟で実施されている「退院支援」と「日常生活支援」に焦点をあて,看護師と介護福祉士の協働における促進要因の関係と阻害要因の関係を明らかにするとともに,促進要因を強める方法,阻害要因を弱める方法を検討することである.  調査はA病院の回復期病棟に勤務する看護師と介護福祉士各3名を対象に,事例を用いたフォーカス・グループ・インタビューを実施した.事例は日本福祉大学大学院のケース教材を引用・参考に,看護師と介護福祉士が視点の違いにより対立する内容を作成した.またグループインタビューで不足した情報を補うために,看護師と介護福祉士各1名へ個別で半構造化インタビューを実施した.  その結果,促進要因は専門性の尊重と意図的なコミュニケーションが達成されることで,共通の評価方法・ツールの活用,柔軟な役割分担が可能になり,これにより目標共有が行われ協働が促進されるという関係を示した.阻害要因は階層性の存在が基盤となり,場の不足が生じている.場の不足により介護福祉士の医療に関する知識不足と,介護福祉士の言語化できないもどかしさが生じ,この2つの要因は互いに関係することを示した.  阻害要因を弱め促進要因を強化するマネジメントとして,カンファレンスの効果的な実践の必要性が示された.これは言語化の促しや知識不足を補うことができるほか,情報共有や目標共有が促されることも期待できることが示唆された.}, pages = {89--100}, title = {回復期リハビリテーション病棟の看護師と介護福祉士の協働 ー日常生活支援と退院支援の事例を用いたインタビュー調査ー}, year = {2023}, yomi = {ヤマネ, ミホ} }