@article{oai:nfu.repo.nii.ac.jp:00000952, author = {西村, 一彦 and Nishimura, Kazuhiko}, journal = {日本福祉大学経済論集}, month = {Aug}, note = {本論文では, 唯一の消費財を生産する生産者と, 消費者が廃棄した消費財をリサイクルして生産者に代替的資源を供給する独占的なリサイクラーが, それぞれ独立した主体である一方, リサイクラーの生産性が, 生産者において決定 (デザイン) される廃棄物の品質に影響される場合を扱う. 限界費用価格規制下の独占的リサイクラーが, 廃棄物の品質に応じて, 社会的効率性に整合的な対価 (限界収入) を支払い, 生産者がその支払いを含めた消費財の正味価格を観測しながらデザインを調整する場合, このようなデザイン効果は内部化され得る. しかし必ずしも常に効率性が担保されるわけではない上, 均衡状態の動学的性質に関して, 必ずしも漸近安定性が担保されるものでもない. さらに本論文では, 多様なデザインの存在が, リサイクラーの生産性に悪影響を及ぼす場合を取り上げ, その影響力と生産者数が, 均衡状態の動学的性質に与え得る影響について分析し, 数値シミュレーションによって分析結果を確認する.}, pages = {35--54}, title = {デザイン効果の内部化を伴うリサイクリングシステムの動学的性質}, volume = {31}, year = {2005}, yomi = {ニシムラ, カズヒコ} }